港湾、海岸、漁港などウォーターフロントに関する施設の計画、調査及び設計の業務を主体に行っています。
■海岸保全施設
侵食が進む海岸において、侵食の調査および解析を実施して、侵食防止対策を検討しました。
侵食防止対策として、人工リーフおよび突堤、緩傾斜護岸、養浜の設計を行いました。
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■防波堤
建設地が、大水深かつ気象条件が厳しい離島海域であることから、海上施工期間の短縮と経済性からジャケット式を採用しました。
防波堤延長 L=230m(ジャケット4基、304〜523t)
水深 -27.0m(最深部)
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■浮桟橋
漁港内における就労環境改善を図るための浮体式係船岸です。
基本構造はRCH製(幅13.5m,長さ16.5m,乾舷0.8m)とし、鋼管杭による動揺制御型 係留方式を採用しています。
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■導流堤
河川の河口部の付け替えに伴い河川内へ波が侵入することとなるため、波の遡上防止を目的として導流堤を検討しました。
導流堤は、波の侵入および河道内の堆積を抑制する法線とし、堤体の構造形式は直立消波ブロックで設計を行いました。
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■老朽化施設の補修
港湾、漁港施設は特に厳しい海洋環境下に長年にわたりさらされるため、施設の健全度調査及び対策工の実施が急務となっています。
A港では、劣化が進むカーテン式防波堤の鋼管杭を対象に健全度調査を行いました。
調査により激しい劣化が確認されたため、各種補修工法を比較検討し、鋼板溶接工法を採用した設計を行いました。
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■施設の点検診断および維持管理計画
港湾、海岸、漁港施設について点検診断を実施するとともに、維持管理計画書の作成を行います。
現地状況および点検部材の位置等に応じて、ボートやUAVを用いて点検を実施します。
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